2棟建設予定、第1弾は1・1万平方メートルで23年2月末竣工見込む
KICアセット・マネジメントは10月27日、神奈川県海老名市で物流施設の開発用地に関する売買契約を締結したと発表した。
圏央道の圏央海老名ICから南側約2キロメートルに位置。県道46号相模原茅ケ崎線に面し、首都圏広域へのアクセスに強みを持つ立地となっている。同社は2棟の物流施設を建設する計画だ。
1棟目の「KIC海老名ディストリビューションセンター1」は地上2階建ての鉄骨造、延べ床面積は1万974平方メートルを計画しており、2023年2月末の竣工を見込む。既に入居テナントが内定しているという。
2棟目の「KIC海老名ディストリビューションセンター2」は敷地面積が8934平方メートル。入居テナントが内定次第、開発を進める方針。2棟とも、物流総合効率化法を適用した地球環境配慮型の開発計画にする。
同社は海老名市のほか、神奈川県厚木市、埼玉県の春日部、越谷両市でそれぞれ開発プロジェクトを進めている。
「KIC海老名ディストリビューションセンター1」の完成イメージ(KICアセット・マネジメント提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)