日立物流、東京・京橋の本社ビル内に「協創」促進の独自施設を12月オープンへ

日立物流、東京・京橋の本社ビル内に「協創」促進の独自施設を12月オープンへ

「LOGISTEED」コンセプト体現狙い、セミナーやワークショップなど開催

日立物流は10月28日、東京都中央区京橋の本社ビル内に、初めての試みとして、オープンイノベーションを促進するための独自施設「LOGISTEED CAFÉ」を12月開設すると発表した。

同社が掲げている、事業・業界を超えた協創領域拡大をうたったブランドコンセプト「LOGISTEED」を体現していくため、セミナーやワークショップなどのイベントを通じて協創の事例を生み出していくスペース「LxHUB」を設置。最先端の物流センターや重要品輸送などの物流現場を270度シアターの臨場感あふれる映像空間で体験できる「Theatre S」も稼働させる。

議論やミーティングを行える「Project Room」、同社の歴史や事業を紹介する「Exhibitionコーナー」も備える。

室内のデザインはコンテナやコンクリート、レンガ風倉庫など、物流をモチーフにしたものを採用。木材を使用してやわらかみのある空間になるよう配慮した。主にパートナー企業の利用を想定している。

同施設のオープンと並行して、特設サイト「LOGISTEED CAFÉ」も公開。同社が手掛けている「スマートウェアハウス」などの先進的な取り組みをアピールするとともに、協創を実現するための各種イベントやセミナーなどの情報を発信する。加えて、インタビュー記事も掲載。本社に設ける実際の施設のイベントとサイトの企画を連動させ、協創の機会を提供していきたい考えだ。


「LOGISTEED CAFÉ」のイメージ


特設サイト(いずれも日立物流提供)

(藤原秀行)

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