事業者のEC化促進も対象、12月にはロボット公道走行の実証も
楽天と神奈川県横須賀市は11月18日、地域の一層の活性化と市民サービス向上のための包括連携協定を締結したと発表した。同社が神奈川県内の自治体と同様の協定を結ぶのは初めて。
UGV(自動配送ロボット)やドローン(無人飛行機)を使った荷物配送による地域課題の解決をはじめ、市内事業者のEC化促進、観光振興、ふるさと納税推進など6項目が柱。
両者は2019年以降、既にUGVやドローンを使った一般の利用者向け配送サービスを試験的に実施してきた。引き続き、今年12月に同市内の住宅地で予定しているUGVの公道走行実証実験を行うなど、協力を深めていく予定。
楽天が19年9~10月に横須賀市で行ったUGVによる配送実験の様子※クリックで拡大
(藤原秀行)