郵便物デジタルデータ化代行のN-Technologies、東京都心でテレワーク促進の実証実験に参加

郵便物デジタルデータ化代行のN-Technologies、東京都心でテレワーク促進の実証実験に参加

東京建物やセイコーエプソンと連携、“受け取り出社”解消目指す

届いた郵便物のデジタルデータ化を代行するクラウドサービス「atena(アテナ)」を展開しているスタートアップ企業のN-Technologies(東京都中央区八重洲)は11月27日、東京建物やセイコーエプソンと連携し、東京都心の八重洲、日本橋、京橋エリアで企業に届いた郵便物をデジタル化、管理する実証実験を展開すると発表した。

期間は同日から12月18日まで。東京都の事業として行う。同エリアに存在する大企業やシェアオフィスを使うスタートアップ企業に向け、届いた郵便物をデジタルデータ化し、共有することで、郵便物の受け取りや整理のために出社する必要をなくし、リモートワークの促進につなげられるかどうかを検証する。

まず、東京建物本社内の複数部署と、シェアオフィスを利用するスタートアップ企業を対象にatenaを使ってもらい、不必要な出勤抑制の効果を見極める。2021年度以降は、N-Technologiesがatenaを利用している企業を車で回って郵便物を回収、まとめてデジタル化することを想定している。

(藤原秀行)※ロゴマークは各社提供

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