日本初、全医療材料にRFIDタグ導入し自動倉庫も展開
シップヘルスケアホールディングスは12月10日、傘下の小西医療器(大阪市中央区)が大阪府門真市で建設を進めていた新たな医療材料物流拠点「大阪ソリューションセンター(SC)」が完成したと発表した。
鉄骨造地上5階建て(倉庫部分は4階まで)、延べ床面積は1万253平方メートル。医療機関に消耗品を日々届ける「メディカルサプライ事業」の管制兼の機関医療材料物流倉庫として展開。日本で初めて全ての医療材料にRFIDタグ技術を採用し、2021年6月の本格稼働を見込む。
最先端の自動倉庫設備を取り入れ、AGV(無人搬送機)を導入してピッキング作業などを自動化する。RFIDタグの活用により、グループ内で統一したマスターデータ管理が可能になると見込む。
倉庫の外観(以下、いずれもシップヘルスケアHDプレスリリースより引用)
自動ラック倉庫
AGV
コンベヤー一体型のRFID自動貼付ロボット
(藤原秀行)