自動で出荷指示データを送信可能に
関通は12月22日、独自開発したWMS(倉庫管理システム)「クラウドトーマス」が、今年8月に自社物流センターで稼働を始めた中国のシリウスロボティクス製ピッキング支援ロボット「Syrius AMR(シリウスAMR)」とAPI連携を始めたと発表した。
WMSから自動で出荷指示のデータをAMRに送信。AMRが搭載できる6個のコンテナとオーダーのひも付けを全自動で行えるようにした。WMSを通じてAMRのデータを随時確認することも可能。
シリウスはAI(人工知能)を使い、ピッキング対象の商品が収められた棚へ自律移動して作業スタッフを誘導。コンテナに商品を入れると、次のオーダーがあった商品が入っている棚へ再び動いていく。API連携により、よりロボットを効率的に動かせるようになると期待している。
シリウス製ロボット(以下、いずれも関通提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)