佐川急便、香川と島根でドローン活用した複数拠点間輸送の実証実験

佐川急便、香川と島根でドローン活用した複数拠点間輸送の実証実験

特産品を搬送、目視外飛行実現

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佐川急便は1月27日、香川県土庄町と島根県美郷町でドローン(無人飛行機)を使い、離島・山間部で荷物を運ぶ実証実験を行ったと発表した。

環境省系の環境優良車普及機構が展開する事業に参加。ドローンを使った空撮などを手掛けるイームズロボティクス(福島市)、空の駅協議会と連携し、佐川の東京本社からイームズ製ドローンを遠隔監視、着陸まで自動操縦を行った。ドローンは操縦者の目が届かない遠距離を補助者なしで飛行した。

併せて、自治体の担当者にドローンのバッテリー装着や機体のチェックなどに関する教習会を行った。

土庄町は1月6~7日、瀬戸内海に浮かぶ豊島と小豆島の間の2ルートと小豆島内3ルートの計5ルートで実施。特産品のみかんを運んだ。

美郷町は1月13~14日、山間部の計5ルートを飛行し、やはり特産品の猪肉の缶詰などを空輸した。

(藤原秀行)


実験に使ったドローン(以下、いずれも佐川急便提供・クリックで拡大)


ドローンの飛行風景


佐川東京本社でのオペレーションの様子

実験の詳細はコチラから(佐川急便ホームページ)

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