【地震】東北道と常磐道で一部通行止め続く、倉庫や公共トラックターミナルは被害情報なし(2月14日午前7時現在)

【地震】東北道と常磐道で一部通行止め続く、倉庫や公共トラックターミナルは被害情報なし(2月14日午前7時現在)

土砂崩れは復旧作業進む、JR貨物は札幌ターミナル~隅田川間などで運休

2月13日夜に東北地方を中心に発生した強い地震の影響で、道路など交通インフラに影響が出ている。東日本高速道路(NEXCO東日本)によれば、2月14日午前7時現在、東北自動車道の白河IC~那須川IC(下り線)と常磐自動車道のいわき中央IC~亘理IC(上下線)で通行止めが続いている。

常磐道は福島県相馬市内の相馬IC~新地IC間で土砂崩れが発生、上下車線を完全にふさいでおり、復旧作業が進められている。

国土交通省によると、2月14日午前6時現在、仙台空港のターミナルビル3階の壁面が数カ所はがれたり、床面の一部にひびが入ったりした。運航は今のところ通常通りという。

JR東日本によると、東北新幹線の那須塩原~盛岡駅間、山形新幹線の東京~新庄駅間、秋田新幹線の東京~秋田駅間で2月14日は終日運転を見合わせる。このうち東北新幹線は設備に異常が見つかったため、同15日も運転を休止する。東北本線や常磐線、仙石線などでも運転を見合わせている区間が発生しており、いずれも同日午後の再開を目指している。

JR貨物によると、2月14日は札幌ターミナル~隅田川、相模貨物~仙台ターミナルなどの区間で運休することを決めた。

国交省によれば、営業倉庫や公共トラックターミナルは2月14日午前4時15分時点で、被害情報は確認されていないという。

(藤原秀行)

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