玄関ドアに設置、必要時にケースから取り出し宅配荷物を収納
簡易宅配ボックスとして活用可能な置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」を手掛けるスタートアップ企業のYper(イーパー、東京都渋谷区南平台町)は2月16日、LIXILが開発したコンパクトサイズの宅配ボックス「ATMO(アトモ)」の中に収容される置き配バッグとして採用されたと発表した。
ATMOからOKIPPAを取り出し、宅配荷物を収める仕組み。LIXILは同日正午、クラウドファンディングの仕組みを活用した応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」でATMOの提供を開始する予定。
ATMOは自宅の玄関ドアにマグネットや両面テープで手軽に後付けできるのが特徴。新型コロナウイルスの感染拡大で非対面の受け取りニーズが増えていることなどを考慮した。
ATMOは横14・2センチメートル、縦29・5センチメートル、奥行きが最大6・45センチメートル。カバーを開けるとOKIPPAが収納されている。OKIPPAは南京錠などで施錠、盗難を防ぐ仕組み。
Makuakeでの提供価格はATMOとOKIPPAセットが1万3800円、ATMOのみが8900円(税・送料込み)。
ATMOの使用イメージ(Yper提供)
(藤原秀行)