24年度目標、温室効果ガス排出実質ゼロの「カーボンニュートラルポート」形成目指す
横浜市は2月26日、日本郵船、東芝エネルギーシステムズ、川崎重工業、日本海事協会、ENEOSの5者と共同で、運航時にCO2を排出しない水素燃料電池(FC)船の実証実験を行うと発表した。双方で包括連携協定を締結した。
実証実験は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から助成を受けて実施する。横浜市は港湾の脱炭素化に向け、水素やアンモニアなど次世代エネルギーの輸入拠点にしたり、陸上から船舶へ電力供給を可能にしたり、荷役機械やトレーラーに燃料電池を導入したりすることで温室効果ガス排出を実質的にゼロへ抑える「カーボンニュートラルポート」の形成を目指している。水素FC船の実証実験もその一環。
実験は水素FC船の運航に不可欠な水素供給設備の設計などを経て、2024年度の実現を目指す。
FC船のイメージ(横浜市プレスリリースより引用)
(藤原秀行)
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