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日鉄エンジニアリング、AI活用した物流施設の自動設計ツール共同開発

日鉄エンジニアリング、AI活用した物流施設の自動設計ツール共同開発

条件入力から数秒で複数の平面プラン作成

日鉄エンジニアリングは3月29日、AI(人工知能)を活用して物流施設の設計を迅速化できる技術「物流施設平面自動設計ツール」(ALPS)の共同開発を進めていると発表した。このほど、AI適合の有効性を確認する実証段階のフェーズ1が完了した。

AIを活用したソリューション開発を手掛けるRidge-i(東京都千代田区大手町)、建築・デザイン事務所のnoiz(東京都目黒区目黒)の両社と連携。独自のアルゴリズムを基に、開発用地の形状に対して建設可能な建物形状を自動的に抽出するとともに、構造と整合した柱割のスパンと平面のプランを探査。機能性のある防火区画の設置、最適なトラックバースやランプウェーの配置も自動で進められるようにした。

従来は敷地の形状や面している道路の状況、容積率といった設計条件を踏まえ、複数の建設計画案を立案、機能性やコストを比較検討して最適な計画に絞り込んでいく必要があった。ALPSを使えば条件を入力してから数秒で複数の建設可能な平面プランを作成、大幅な省力化を図ることができると見込む。3社はより価値のある土地活用提案を進めることを目指す。

今後はフェーズ2として設計精度をさらに向上させるとともに、ALPSが適用できる範囲を事務所や搬送設備まで拡大できるようにする予定。フェーズ3は屋外施設のレイアウト最適化、フェーズ4は3次元データ生成と完成予想イメージの立体化をそれぞれ追及、将来はオフィスビルや工場などにも使えるようにしたい考え。


ALPS活用のイメージ(日鉄エンジニアリング提供)

(藤原秀行)

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