国交省、スエズ運河のコンテナ船座礁事故受けエジプトに職員ら派遣

国交省、スエズ運河のコンテナ船座礁事故受けエジプトに職員ら派遣

謝意伝達と2国間の協力強化へ意見交換を予定

国土交通省は4月2日、エジプトのスエズ運河で起きたコンテナ船座礁事故を受け、同国に国交省職員らを派遣すると発表した。

国交省は同国政府に事故収集へ謝意を伝えるとともに、同運河の通航正常化など日本との協力強化に向けた意見交換などを進めるのが目的と説明している。

派遣するのは、先発隊として前エジプト大使館二等書記官で現在は中国地方整備局港湾空港部でクルーズ振興・港湾物流企画室課長補佐を務める是松恭介氏と、独立行政法人海技教育機構の巣籠大司教授の2人。本隊として国交省の斎藤英明官房技術審議官(海事局担当)と、高橋治海事局総務課外国船舶監督調整業務室長の2人。

先発隊の是松氏は3月31日に出国済みで、巣籠氏は4月2日に出国予定。


座礁した「エバーギブン」の離礁作業の様子(スエズ運河庁ウェブサイトより引用)

(藤原秀行)

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