3棟を新設・改修、将来の需要拡大対応へ
ESRは4月8日、大阪市内で新たにデータセンターの開発に参入したと発表した。
既存のデータセンターと敷地をこのほど取得した。敷地内にデータセンター専用建物2棟を新規に建設する予定。2棟で合計最大39メガワットのIT電力容量を備える計画。1棟目は今年後半に着工、2023年の竣工を見込む。
2棟と並行して、既存のデータセンターは現在の賃貸借契約が完了した後、最大39メガワットのIT電力容量を持つデータセンターに再開発する。
クラウドサービスの利用拡大やロボットなどの先端技術普及に伴い、今後もデータセンターの需要が見込めると判断した。
同社はセキュリティー確保などを理由に、データセンターの具体的な所在地や取得金額などの詳細を開示していない。大阪市内から10キロメートル圏内に位置しているという。
(藤原秀行)