UPS、米スタートアップ開発中の「空飛ぶクルマ」導入へ

UPS、米スタートアップ開発中の「空飛ぶクルマ」導入へ

24年以降に10機、最大150機購入可能

UPSは4月7日、米国のスタートアップ企業ベータテクノロジーズが開発を進めている「空飛ぶクルマ」のeVTOL(電動垂直離着陸機)を導入すると発表した。温室効果ガスの排出量削減を図る。

2024年以降、10機を受領する計画。UPSは最大150機を購入できる権利を有している。約640キログラムの貨物を搭載可能で、航続距離は約400キロメートル。UPSの物流施設と最寄りの空港の間など短距離の小型貨物輸送に投入する計画だ。

UPSグループは世界中で化石燃料に代わる動力源で動く車両を1万2000台以上保有している。


eVTOLのイメージ(UPSウェブサイトより引用)

(藤原秀行)

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