双日とアイシン、高齢者へ弁当配食・見守りサービスを開始

双日とアイシン、高齢者へ弁当配食・見守りサービスを開始

双日は4月20日、アイシンと共同で、4月1日から滋賀県竜王町で地域高齢者を対象とした弁当の配食・見守りサービスを開始したと発表した。

両社は2020年11月、アイシンが全国展開しているデマンド型乗合送迎バスサービス「チョイソコ」に関する協業に向けた業務提携契約を締結、正式なアライアンスパートナーとなっていた。

アイシンがこれまで培ってきた移動に関する技術・ノウハウを核に、双日が持つ知見やネットワークと組み合わせることで、これまでの人の移動支援に物の輸送を加えた多彩なサービスを幅広く展開していくことが狙い。

「チョイソコ」システムを基に両社間で協議を進め開発した「チョイソコデリバリー」システムを活用し、利用者のニーズに合わせた希望時間帯での弁当配送を効率的に実現。

今回、同サービスを導入する滋賀県のデイサービスセンターでは、以前から通常のデイサービス業務と併せて弁当の配食・見守りサービスを提供していたが、近年の地域住民の高齢化による独居高齢者への配食ニーズの高まりにサービスの供給が追い付いていないのが喫緊の課題となっている。

双日は今回の竜王町での取り組みをきっかけに、サービスの改良を重ね、同様の課題を抱える他の地域へのサービス拡大を目指す。


(画像はプレスリリースより引用)

(ロジビズ・オンライン編集部)

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