上海浦島空港CFS対象
日本通運は5月11日、同社の中国現地法人、日通国際物流(中国)有限公司が3月29日を発効日として、上海浦東空港CFSで医薬品の適正流通基準「GDP(Good Distribution Practice)」に準拠した医薬品短期保管サービスの提供に関し、中国における日系企業として初めて認証を取得したと発表した。
世界第2位の中国の医薬品市場は、人口の高齢化や1人当たり所得の増加、医療費の膨張に支えられて順調に拡大しており、今後さらなる成長が見込まれていることを踏まえ、GDP認証の取得に動いた。
中国日通が取得したGDP認証の範囲は、上海浦東空港CFSにおいて輸入航空貨物の空港到着から通関、保税出境まで一連の輸入手配業務が対象。保管は2~8℃(冷蔵)、15~25℃(定温)の2温度帯の温度管理機能を備えた中国東方航空物流股份有限公司の専用保冷施設を使用している。
倉庫室内
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)