運送事業者の業務効率化支援手掛けるAzoop、新たにトラックドライバー専門の人材紹介サービス開始

運送事業者の業務効率化支援手掛けるAzoop、新たにトラックドライバー専門の人材紹介サービス開始

成果課金型、業界最安値水準に設定

運送事業者の業務効率化支援を手掛けるスタートアップ企業のAzoop(アズープ、東京都世田谷区上馬)は5月27日、新たにトラックドライバー専門の人材紹介サービス「トラッカーズジョブ」を4月28日に始めたと発表した。

成果課金型で、採用が決まるまで費用は発生しない仕組み。顧客の企業ごとに定着、活躍が見込める社員の傾向を分析し、短期間での離職のリスクを低減、人材不足解消と採用単価の抑制を図る。現在はベータ版として運用しており、スマートフォンからの利用のみを想定しているが、今後はPCにも対応するよう準備を進めている。

既に当初計画の6倍以上の求職者が同サービスに登録しているという。紹介手数料も、一般的な人材紹介サービスは理論年収の30~35%程度と設定しているケースが多いのに対し、同社は25%以下か固定金額制のいずれかで設定。業界最安値水準に抑えている。

同社は併せて、トラックドライバー専門の求人検索サイト「トラッカーズジョブ メディア」のベータ版を運用中。正式版のリリース時には掲載課金型の求人掲載サービスを本格的に展開する。トラッカーズジョブと併せて利用してもらい、個々のドライバーと運送事業者の双方をサポートしていく構えだ。

同社はオンライン車両売買仲介サービス「トラッカーズマーケット」やクラウドベースの車両管理システム「トラッカーズマネージャー」を展開。多様な運送事業者と関係を構築している。トラッカーズジョブやトラッカーズジョブ メディアでそうした強みを最大限発揮していきたい考えだ。


トラッカーズジョブのウェブサイト

(藤原秀行)

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