赤羽国交相表明、警察庁とも連携強調
赤羽一嘉国土交通相は6月29日、閣議後の記者会見で、千葉県八街市で飲酒運転とみられるトラックが小学生の列に突っ込んだ事故に関し「撲滅に向けて必要な対策を講じる」と述べ、トラックドライバーの飲酒運転対策強化などを検討する姿勢を示した。
今回の事故は、運転前の点呼時のアルコール検査を義務付けている事業用の「緑ナンバー」のトラックではなく、自家使用の「白ナンバー」トラックで規制の対象外だった。赤羽国交相は「道路交通法を所管する警察庁と連携し、痛ましい事故が起きないよう対策していく」と強調した。
(藤原秀行)