最大積載量200キログラムの大型機体開発、日本での利用後押し
国内で初めてドローン(小型無人機)関連のスタートアップ企業への投資を専門に手掛けるDrone Fund(ドローンファンド)は12月4日、ノルウェーのドローンメーカー、グリフ・アビエーションに230万ドル(約2億6千万円)を出資したと発表した。
グリフ社は重量物を運搬できるUAV(無人航空機システム)の開発・製造を手掛けている。同社が開発した「グリフ・ラフネック」は最大積載量が200キログラムに上り、欧州航空安全局の定める最新の安全規制にも適合する予定。
既に山間部の建設現場への物資運搬などで実績があり、ドローンファンドは日本での利用を後押ししたい考えだ。
(藤原秀行)