8・2万平方メートル、6割超で入居契約済み
センターポイント・ディベロップメント(CPD)は7月13日、東急不動産や三菱HCキャピタルと共同で、大阪府枚方市で開発してきた物流施設「CPD枚方」が5月末に竣工したと発表した。
鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造の地上4階建て、延べ床面積は8万2166平方メートル。竣工前に賃貸面積の 6 割超で契約を締結済みという。
「CPD枚方」の外観
京都・大阪間を縦断する国道1号(京阪国道)に面し、新名神高速道路の八幡京田辺ICから約3キロメートル、第二京阪道路の京田辺松井ICから約5キロメートルに位置している。関西広域をカバーできる配送拠点として優位性を持つ。
JR学研都市線と京阪本線の中間に位置し、両鉄道を結ぶバス路線に近接しているため、労働力の確保にも強みがある。
1階と3階に中央車路に面したトラックバースを設け、3階にはスロープでアクセスする1~2階・3~4階のメゾネット式の設計を採用。1フロアの賃貸区画は約5100~5600坪で最大8テナントが入居可能。
外壁に断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用し、全館LED照明を備えるなど省エネ対策を充実させている。環境負荷低減に配慮した施設として大阪府のCASBEE(建築環境総合性能評価システム)「Aランク」の評価を得ているほか、東急不動産が屋上に太陽光発電設備を設置する予定。
1階車路
2階倉庫
エントランス
休憩室
所在地
※いずれもプレスリリースより引用
(藤原秀行)