全体最適化実現目指す
乾汽船は7月16日、NPO法人伝三郎商会と業務提携契約を締結し、同NPO法人が運営している物流企業間の配送マッチングサービス「G.works(ジーワークス)」を軸としたデジタルプラットフォーム(DPF)に参加すると発表した。乾汽船が既に業務提携している福山通運も参加する予定。
マッチングサービスは株式会社としての伝三郎商会(神戸市)が展開してきたが、7月1日付でNPO法人伝三郎商会に移管。NPO法人が主体となることで運営を透明化し、参加者総員の共有財となるDPFを構築することを目指している。
乾汽船は海運や輸配送のパートナー企業約60社とのネットワークを活用し、マッチングサービスの拡大に協力。物流企業が集積したエリアで、DPFを通じて企業間が連携してより効率的な輸配送を行えるようにする。
全国で広範な輸送ネットワークを運営している福山通運にもDPFに参加してもらうことで、マッチングサービスの精度を一段と高め、物流の全体最適化を実現したい考えだ。
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)