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東京建物が福岡と愛知、京都で初の物流施設開発を正式発表、大阪はCPDと共同で実施

東京建物が福岡と愛知、京都で初の物流施設開発を正式発表、大阪はCPDと共同で実施

首都圏以外に事業拡大、佐川グローバルロジが1棟借り

東京建物は8月6日、新たに福岡、愛知、京都の3府県でマルチテナント型物流施設の開発用地を取得したと正式発表した。2022~23年に順次竣工を予定している。九州、近畿、中部の各エリアで同社が物流施設開発を手掛けるのは初めて。

同社は首都圏で「T-LOGI(ティーロジ)」ブランドを冠した物流施設を開発中の物を含めて8物件手掛けてきており、初の案件として20年に完成した「T-LOGI久喜」(埼玉県久喜市)が満床となるなど、テナント獲得も着実に進んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大でEC利用が増えていることなどから、今後も旺盛な需要が引き続き見込めるとして事業範囲を首都圏以外に広げる。

3府県のうち福岡県は、福岡空港東部の須恵町で鉄骨造の地上3階建て、延べ床面積約1万6600平方メートルの「(仮称)T-LOGI福岡」を建設する。22年4月末の完成を予定している。

九州自動車道・福岡高速の福岡IC、大宰府ICからそれぞれ約9キロメートル、JR博多駅から約13キロメートルに位置。SGホールディングス傘下の佐川グローバルロジスティクス(SGL)が1棟借りすることを内定している。


「(仮称)T-LOGI福岡」の完成イメージ(以下、いずれも東京建物プレスリリースより引用)

京都市伏見区では地上4階建て、延べ床面積約2万5500平方メートルの「(仮称)T-LOGI京都伏見」を開発する予定。第二京阪道路の伏見ICから約2・5キロメートル、巨椋池ICから約4・9キロメートル、名神高速道路の京都南ICから約3・7キロメートルの場所。

関東一円をカバーできる配送拠点として期待しており、24時間稼働を前提とした運営が可能。開業は23年夏を見込む。


「(仮称)T-LOGI京都伏見」の所在地

愛知県一宮市ではRC/S造の地上4階建て、延べ床面積約8万平方メートルの大型案件「(仮称)T-LOGI一宮」を手掛ける。東海北陸自動車道の一宮西ICから約2キロメートル、一宮稲沢北ICから約300メートル。名古屋都心部への配送や物流集積地との連携拠点として活用できる見通し。T-LOGIブランドの物流施設としては初のランプウェー採用となる。23年秋の竣工を目指す。



「(仮称)T-LOGI一宮」の完成イメージと所在地

一方、大阪市西淀川区では地上4階建て、延べ床面積3万1136平方メートルの物流施設開発に参画する。センターポイント・ディベロップメント(CPD)との共同開発になる予定で、22年秋の完成を目指している。阪神高速道路の大和田ICから約1・8キロメートル、阪神電気鉄道阪神なんば線の出来島駅から徒歩9分、本線の千船駅から徒歩10分。

東京建物は「今後首都圏のみならず、国内主要物流集積地を中心に立地を厳選し、物流施設の開発を積極展開する」と強調している。



進行中のプロジェクト

(藤原秀行)

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