佐川の飛脚宅配便、7月は3%減で3カ月連続前年割れ

佐川の飛脚宅配便、7月は3%減で3カ月連続前年割れ

平日少なかったことが影響、BtoBは持ち直し

SGホールディングス(HD)が8月10日発表したデリバリー事業の7月の取扱個数実績(速報値)によると、傘下の佐川急便が手掛ける飛脚宅配便は前年同月比3・0%減の1億1200万個で、15カ月ぶりに前年実績を下回った5月(0・7%減)から3カ月連続でマイナスを記録した。

新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだBtoBの荷物は持ち直しているが、BtoCの荷物が微減となった。前年同月より平日が1日少なかったことが影響したとみられ、稼働日を考慮するとほぼ前年同月並みという。

「飛脚ラージサイズ宅配便」などを含めた全体でも3・1%減の1億1700万個となり、13カ月ぶりに前年水準を割り込んだ5月(0・4%減)から3カ月続けての減少となった。

(藤原秀行)

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