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万国郵便連合国際事務局長に旧郵政省出身の目時氏が当選

万国郵便連合国際事務局長に旧郵政省出身の目時氏が当選

日本人の国連専門機関トップは2年ぶり、22年1月就任

総務省は8月25日、万国郵便連合(UPU)国際事務局長に、旧郵政省(現総務省)出身で日本郵便常務執行役員の目時(めとき)政彦氏(62)が選出されたと発表した。

UPUがコートジボワールのアビジャンで同日行った次期国際事務局長選挙で、目時氏が過半数を得票、当選した。任期は2022年1月から4年間で、アジア出身者が就任するのは初めて。

UPUはスイス・ベルンに本部を置く国際連合の専門機関で、約190の国・地域が加盟し、郵便の国際的なルール策定を手掛けている。日本人が国連専門機関のトップになるのは09~19年に国際原子力機関(IAEA)事務局長を務めた天野之弥氏以来、約2年ぶり。目時氏にとっては新型コロナウイルスの感染拡大などでeコマース利用が拡大しているのに伴い、急増する国際物流への対応が課題となる。

目時氏は1983年、東京大文学部卒業後、旧郵政省入り。貯金局国際業務室長、内閣官房郵政民営化推進室参事官、日本郵便国際事業部長などを歴任し、21年4月より現職。12年10月からはUPU郵便業務理事会議長を兼務している。

武田良太総務相は目時氏当選を受け、「目時氏は国際郵便分野のみならず、行政分野・外交分野の経験も豊富な人物であり、このような人物がUPUの事務局長として、電子商取引や国際物流を支える、公正で開かれたルール作りの中心となることは、日本の国益に大きく資するものであると考える。日本とUPUは明治10年(1877年)以来、長年の協力関係を有しており、目時氏率いるUPUとの間で、この協力関係を一層深めていく」との談話を発表した。


目時氏(総務省提供)

(藤原秀行)

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