オープンロジ、コロナ禍で経営厳しい中堅・中小企業のEC参入など支援

オープンロジ、コロナ禍で経営厳しい中堅・中小企業のEC参入など支援

第1弾は東京23区唯一の乾麺メーカー・玉川食品

オープンロジは12月28日、中堅・中小企業をEC参入など物流面で支援すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が厳しい企業の苦境を打開、物流需要の掘り起こしを狙う。

取引金融機関のみずほ銀行やりそな銀行、商工組合中央金庫(商工中金)、日本政策金融公庫、あおぞら銀行の協力を得ながら、提携している倉庫事業者を紹介して物流業務効率化を促進したり、越境ECへの参入を後押ししたりすることを想定している。2025年までに500事業者との取引獲得を目指す。

第1弾として、創業80年で東京23区内唯一の乾麺メーカーとして知られる玉川食品(東京都北区豊島)の支援に乗り出した。コロナ禍による外国人観光客の激減や休校による学校給食需要の消滅などで経営環境が厳しいため、オープンロジがECへの進出をサポート、販路拡大を促している。


玉川食品がECで販売している「東京うどん」と「東京そば」(オープンロジプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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