米ウォルマート、物流部門で2万人を新規雇用

米ウォルマート、物流部門で2万人を新規雇用

繁忙期の休暇シーズン前に対応急ぐ

米ウォルマートは8月31日、グループの配送センターやフルフィルメントセンターなど250カ所で、新たにフルタイムとパートタイムを合わせて2万人を雇用すると発表した。

ウォルマートと、傘下の会員制スーパー「サムズ・クラブ」が対象。9月8~9日に各拠点で特別な採用イベントを開催する。貨物の取り扱いなどサプライチェーンに関係する多様な職種を準備している。時給は平均で20・37ドル(約2240円)。

新型コロナウイルスの感染拡大で人手不足が続いており、繁忙期となる11月下旬の感謝祭から年末のクリスマスまでの休暇シーズンを前に対応を急ぐ。

併せて、同社は9月2日、米国内の店舗で働く従業員約56万5000人を対象に、時給を最低でも1ドル(約110円)引き上げる方針を表明した。

(藤原秀行)

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