古河ASの周辺監視レーダー、コマツ製新型電動フォークリフトの後退時衝突検知警報システムに採用

古河ASの周辺監視レーダー、コマツ製新型電動フォークリフトの後退時衝突検知警報システムに採用

夜間・屋外やほこり多い現場でも安定的に動作

古河電気工業は9月17日、グループで自動車用機能部品やワイヤーハーネスなどを手掛ける古河AS(滋賀県甲良町)の周辺監視レーダーが、コマツ製の新型電動式フォークリフト「FE25-2」「FE30-2」で、後退時の衝突検知警報システムの検知センサーに採用されたと発表した。

準ミリ波レーダーで夜間・雨天時の屋外やほこりの多い現場などの作業環境でも安定的に動作し、まっすぐ下がったりターンしながら下がったりといった異なる走行進路や速度に応じて検知の対象エリアや対象物を最適化できるのが特徴。

準ミリ波帯はミリ波帯より波長が3倍程度長いため、センサーに付着した物の影響を受けにくいことなどがメリットという。古河ASは今後も、さまざまな建設機械や車両への周辺監視レーダー搭載を後押ししていきたい考え。


走行進路に応じた検知エリアのイメージ図(以下、いずれも古河電気工業ウェブサイトより引用)


周辺監視レーダー

(藤原秀行)

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