STANDAGE、国際物流費をオンラインで即時見積もり可能な 「デジトラッド・フォワーディング」正式版公開

STANDAGE、国際物流費をオンラインで即時見積もり可能な 「デジトラッド・フォワーディング」正式版公開

日新や三菱倉庫など大手10社の概算を数秒で取得

STANDAGE(スタンデージ)は10月12日、国際物流費の概算見積もりの即時取得・比較と、依頼後の社内外のやりとりの一元管理が可能になるサービス「デジトラッド・フォワーディング」の正式版を10月1日に公開したと発表した。

見積など煩雑な業務を大幅に効率化することで、荷主企業と物流事業者(フォワーダー)双方のプラスになるようにする。

今年3月からベータ版として提供してきた。同社に出資している山九からのノウハウ提供や、数社のフォワーダーによる試験運用を通して機能の調整やUI・UXの修正を進めてきた。

現時点では日新や三菱倉庫など、国際物流大手10社の物流費の概算見積もりの比較・本発注手続きが可能。荷主や商社などに利用を働き掛け、STANDAGEは2024年末までに1万ユーザーの獲得を目指す。


(STANDAGE提供)

新サービスは「チケット」システムを採用しており、本見積もりの依頼・発注から担当者間のやりとりまで、プラットフォーム上で案件ごとに一元管理できる。「チケット」システムはSTANDAGEが独自に開発しており、添付書類を含めたやりとりを案件ごとにまとめて管理できるほか、社内外の担当者とはチャット形式で対話が可能。

今回の10社のほか、さらに複数の物流会社ともレート提供に向けて協議を進めており、24年中には本システム上で50社以上の概算見積もり取得・比較が可能になるようにしたい考え。

(藤原秀行)

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