フェデックス、国連作成の「女性のエンパワーメント原則」に署名

フェデックス、国連作成の「女性のエンパワーメント原則」に署名

ジェンダー平等の促進など支持

フェデックスエクスプレスは10月5日、アジア太平洋、中東、アフリカ地域のカール・ブリット社長が、国際連合などが作成した「女性のエンパワーメント原則(Women’s Empowerment Principles、WEPs)」に対するCEO(最高経営責任者)声明に署名したと発表した。

WEPsは2010年、国連と企業の自主的な組織「国連グローバル・コンパクト」、国連婦人開発基金(UNIFEM、現UN Women)が共同でまとめた。「トップのリーダーシップによるジェンダー平等の促進」「機会の均等、インクルージョン(包摂)、差別の撤廃」「健康、安全、暴力の撤廃」など7原則から成る。ブリット社長は香港で経営陣と従業員が立ち会う下、支持声明に署名した。

ブリット社長は「多様性、公平性、包括・一体性はわれわれの姿勢と行動を構成する要素であり、これらはわれわれの文化に不可欠なものであり、全ての従業員、お客様、地域社会により良い未来をもたらすための極めて重要な優先課題。今回の署名は、誰もが平等に従事し成功できるよう、多様性を尊重した職場づくりのための重要な一歩」とコメントした。

(藤原秀行)

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