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大和物流、ベトナムで国際物流事業を本格開始

大和物流、ベトナムで国際物流事業を本格開始

2600平方メートルの倉庫開設、3PLサービス提供

大和物流は11月24日、ベトナムで国際物流事業を本格的に始めたと発表した。経済成長が続く同国で事業基盤を確立し、物流需要を取り込みたい考え。

現地法人のDaiwa Logistics Vietnam (ダイワロジスティクスベトナム)が同国南部のドンナイ省ロンタイン地区で、親会社の大和ハウス工業が開発したマルチテナント型物流施設「DPLロックアンビンソン2」(総賃貸面積2万9239平方メートル)の一角を借り、物流拠点「ロックアンビンソンロジスティクスセンター」を開設。3PL事業を展開する。

ベトナム国内の保管や輸出先に合わせた流通加工、輸配送の手配まで日本品質の物流サービスを一貫して提供。現地の物流企業と提携し、日系・非日系を問わず製造業や商社、流通業など幅広い顧客に向け、日本との国際一貫輸送やベトナム国内での現地3PL、周辺国との三国間輸送など、要望に沿った国際物流のサービスを提案する。

新拠点は平屋建て(一部2階建て)で、総賃借面積は事務所部分を含めて2604平方メートル。東西ハイウェイ高速道路のロンタインICから約8キロメートルで、ベトナム最大の経済都市ホーチミン市内からは約40キロメートルに位置。ベトナム消費市場に向けた輸配送拠点として活用できると見込む。

同国南部の主要港、カトライ港まで約30キロメートル、大型船の接岸が可能なカイメップチーバイ港まで約40キロメートル。2025年開港予定のロンタイン国際空港まで直線で約3キロメートルと、国際物流の拠点として強みを持つ立地。


ロックアンビンソンロジスティクスセンターの外観


所在地(いずれも大和物流提供)

(藤原秀行)

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