条件に応じて個別に、今後は得意な荷物なども訴求可能へ
CBcloudは11月29日、荷物と車両をマッチングするサービス「PickGo」に関し、一般貨物の輸送業務を対象に、運送事業者が配送の条件などに応じて個別に料金を荷主へ提示して案件に名乗りを挙げることが可能な「入札制度」の運用を同日開始したと発表した。
CBcloudが提示した最低入札価格を基に、運送事業者が自分で運ぶ際の運賃をより柔軟に提示できるようにする。繁忙期は運賃を高めに設定したり、逆に少し安くするのと併せて帰りの荷物も確保したりと、個々の案件で運賃を変えられるようにし、運送事業者がより適切な収益を確保できるよう後押しするのが狙い。
入札制度は今後、運賃以外に、各運送事業者が得意としている荷物の分野や実績などを訴求できるようにする方針。最適なマッチングができる環境を整えたい考えだ。
入札制度のイメージ(CBcloud提供)
(藤原秀行)