記者会、標準化に尽力など評価
日本物流記者会は11月29日、物流分野で高い功績を残した個人を表彰する第7回「物流人間大賞」に日本通運会長の渡邉健二氏を選んだと発表した。日通に在籍している人物を選出したのは第1回の川合正矩氏(受賞当時会長)以来、2人目。
日通の社長、会長を務めるのと併せて、全国通運連盟会長としてモーダルシフトを推進。日本物流団体連合会(物流連)会長時代には「官民物流標準化懇談会」の立ち上げに携わるなど、物流業界喫緊の課題となっている標準化に尽力したことを評価した。
渡邉氏は受賞を受け、「(物流の標準化は)物流DXの推進を図る上でも欠かせないことであり、今後の進展に期待している。これからも物流の発展に力を尽くしていきたい」とのコメントを発表した。
大賞を受賞した渡邉氏(左は日本物流記者会の熊木茂夫会長、同記者会提供)
(藤原秀行)