RFIDやAMRなどの技術活用拡大図る、学術機関との連携も視野
UPSグループのUPSサプライチェーンソリューションズは12月10日、同社初となるイノベーションセンターをシンガポールに開設したと発表した。
「アジア太平洋イノベーションセンター」は、戦略的パートナー企業と連携し、ロボットなど物流業務の効率化とサービスレベル向上を果たす先端技術の開発やテスト、導入を担う。
UPSは拡張現実(AR)や自律走行運搬ロボット(AMR)、ドローンなどの技術やイノベーションに年間10億ドル(約1100億円)を投じている。
イノベーションセンターでもギークプラスの自律移動可能なピッキング支援ロボットなどを導入。RFIDやAMRなどの技術活用拡大を手掛ける。学術機関との協力も視野に入れており、他の地域にもイノベーションセンターを広げていくことを計画している。
センターの入り口
センターのイメージ(いずれもUPS提供)
動画前編
動画後編
(藤原秀行)