セルートの配送マッチング「DIAq」、トモズとオンライン服薬指導後の処方薬配送実験に参加

セルートの配送マッチング「DIAq」、トモズとオンライン服薬指導後の処方薬配送実験に参加

東京・晴海で半年間実施、当該店舗の半径3.5kmエリアは当日到着に

バイク便などを展開しているセルート(東京)は1月31日、2017年にスタートした配送したい荷物と運び手を仲介するマッチングアプリ「DIAq(ダイヤク)」で、ドラッグストア大手のトモズが2月1日に始めるオンライン服薬指導後の処方薬配送に関する実証実験に参加すると発表した。

実験は東京都中央区晴海の複合商業施設「晴海トリトン」内にある「トモズ晴海トリトン店」で約半年間行う予定。利用者はLINEでオンライン服薬指導を予約し病院を受診、指導を受けた後、自宅など好きな場所に都合の良いタイミングで処方薬を配達してもらう。店舗の半径約3.5キロメートルのエリアでは当日配送、それ以外のエリアでは通常の翌日か翌々日配送を想定している。

ダイヤクのアンカー(配達員)が軽貨物車両や二輪車などで処方薬を配達する。料金は当日配送が1回当たり300円、通常の翌日か翌々日配送が100円。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、オンライン診療・服薬指導のニーズが高まっていることなどを受け、トモズとセルートで実用化の可能性を探る。

(藤原秀行)

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