23年2月竣工見込む
日本GLPは2月17日、大阪府八尾市で総延べ床面積が約5万4000平方メートルの物流施設「GLP八尾Ⅰ」の起工式を同日執り行ったと発表した。
「GLP八尾Ⅰ」はJP楽天ロジスティクスが専用施設として1棟借りする。総開発費は約117億円で、2023年2月の竣工を予定している。
近隣では同じくBTS型を見込む「GLP八尾Ⅱ」も建設を進めており、延べ床面積は約1万6000平方メートルを見込む。完成は23年4月となる見通し。
「GLP八尾Ⅰ」は東大阪・八尾エリアでは希少な賃貸型先進的物流施設。大阪外環状線に隣接し、近畿自動車道の東大阪南IC、八尾ICからともに約4キロメートル、西名阪自動車道の藤井寺ICから約6キロメートル。大阪市内に加えて奈良や和歌山などの南近畿地域までアクセスが可能。近鉄大阪線の高安駅から徒歩圏内で、住宅地が隣接するため雇用確保でも強みを持つ。
高度なマテハンシステムの導入を前提とした床開口対応や防火区画の柔軟な設計、空調の設置による就労環境の快適性向上、カフェテリアの設置などを想定。従業員の快適性向上を図る。BCP対策では耐震性能の高いブレース材を採用し耐震性を確保するほか、浸水や液状化が発生しない地盤への対策を講じ、高い事業継続性を確保する。
「GLP八尾Ⅰ」(左)と「GLP八尾Ⅱ」の完成イメージ
「GLP八尾Ⅰ」南西歩行者入り口完成イメージ
「GLP八尾Ⅰ」施設概要
施設名:「GLP八尾Ⅰ」
所在地:大阪府八尾市郡川1丁目
敷地面積:26,900㎡
延べ床面積:54,000㎡
構造:地上4階建て、耐震造
着工:2022年2月
竣工:2023年2月
認証取得:CASBEE(新築)認証、ZEB認証、BELS認証(予定)
(画像はプレスリリースより引用)
(ロジビズ・オンライン編集部)