日野自動車やダイハツも影響、再開時期は未定
トヨタ自動車は2月28日夜、国内全14工場(28ライン)の稼働を3月1日にストップさせると発表した。子会社のダイハツの京都工場(京都府大山崎町)も含まれている。
トヨタの主要協力企業で自動車の内外装に関連する部品を手掛けている小島プレス工業(愛知県豊田市)がサイバー攻撃を受けたとみられ、トヨタの部品供給管理システムにも影響が及んでいるため。稼働の再開時期は不明。
同日夜現在、小島プレス工業のホームページは閲覧できない状態となっている。
トヨタのシステムトラブルにより、傘下の日野自動車も国内の完成車工場2カ所で3月1日に稼働を停止することを決めた。国内外向けの大・中型トラックを手掛ける古河(茨城県古河市)、小型トラックやトヨタの受託車を担う羽村(東京都羽村市)の両工場。再開時期のめどはトヨタと同じく、明確には立っていない。
(藤原秀行)