ONE、リーファーコンテナ6500本を新たに調達へ

ONE、リーファーコンテナ6500本を新たに調達へ

窒素量など調整し鮮度維持可能なCA技術搭載も、冷凍・冷蔵需要に対応

国内海運大手3社が共同出資するオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は3月18日、リーファーコンテナ6500本を新たに調達すると発表した。

このうち500本はコンテナ内の窒素の量などを調整し、青果物の鮮度を維持することが可能なCA技術を搭載しているものを採用する。

世界的に冷凍・冷蔵輸送の需要が伸びているのに対応する。調達するリーファーコンテナは有機溶剤を溶媒に用いる溶剤型接着剤の代わりに、水性塗料を採用。大気汚染を引き起こす揮発性有機化合物(VOC)を抑え、環境負荷低減にも貢献を目指す。

さらに、最新のIoT技術を活用し、コンテナ内の温度や湿度などの条件をリアルタイムで把握できるアプリケーションの開発に取り組んでいる。

(藤原秀行)

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