三菱UFJキャピタル、ダイナミックマップ基盤に追加出資

三菱UFJキャピタル、ダイナミックマップ基盤に追加出資

自動運転や安全運行支援用の高精度3次元地図データ事業拡大図る

自動走行や安全運転支援システム用の高精度な3次元地図データ(HDマップ)を手掛けるダイナミックマップ基盤は3月23日、三菱UFJキャピタルを引き受け先とする第三者割当増資を実施したと発表した。具体的な出資比率などは開示していない。

HDマップは次世代移動サービス「MaaS(Mobility as a Services、マース)」やインフラ管理、防災・減災、メタバース(仮想空間)などの幅広いシーンでニーズが高まっており、将来の都市空間の位置情報基盤となるデータとして期待を集めている。

既に株主として参画している三菱UFJキャピタルから追加で出資を受け入れ、国内外でデジタルインフラデータ事業の拡大を図る。出資は三菱UFJキャピタルが運用している投資ファンド「三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合」が実施した。

(藤原秀行)

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