労使で交渉継続
港湾労働者が参加する全国港湾労働組合連合会(全国港湾)と全日本港湾運輸労働組合同盟(港湾同盟)は4月14日、2022年の春闘で、事業者で構成する日本港運協会(日港協)と第5回の中央団体交渉を開いた。
大幅な賃上げなどを求める組合側に対し、日港協は一定程度の譲歩を示した上で、組合側が前回の団交で通告していた、4月17日の始業時から同18日の始業時までの24時間、全ての港・職種を対象とするストライキを回避するよう要請。組合側は引き続き日港協と協議することとし、ストの延期を決めた。
組合側は引き続き、賃上げを要求していく構え。
(藤原秀行)