5月でサービス終了、タクシー配車に経営資源集中
中国系のフードデリバリーサービス「DiDi（ディディ）」を手掛けるDiDi Food Japanは4月20日、日本でのサービス提供を5月25日で終了すると発表した。
同社は2020年にサービスの提供を開始した。同社は「今般の日本市場の変化に際し、今後の事業継続を検討した結果、同サービスを終了することを決定した」と説明。併せて、タクシー配車プラットフォームサービスに経営資源を集中し、引き続き日本市場に注力する方針を示した。
フードデリバリーをめぐっては、料理などの宅配サービス「foodpanda（フードパンダ）」を展開していたドイツのDelivery Hero（デリバリーヒーロー）も昨年12月、フードパンダの日本事業売却の方針を発表していた。競争激化で収益を挙げるのが厳しくなっている。
（ローソンプレスリリースより引用）
（藤原秀行）
