技術利用しサービス提供価値向上やセキュリティ増強、グローバル展開も狙う
ドローンの安全飛行支援を手掛けるスタートアップのトルビズオンは4月25日、米マイクロソフトが運営しているスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたと発表した。
(トルビズオン提供)
Microsoft for Startupsは世界140カ国以上で展開。独創的な技術のソリューションを持つスタートアップの成長を促進するため、クラウドサービス「Azure(アジュール)」などマイクロソフトの持つ技術を提供するほか、同社のパートナー企業のネットワークを生かした事業拡大支援策を講じている。
トルビズオンは今後、システム開発にマイクロソフトの先進的な技術を導入し、サービス提供価値の向上やセキュリティ増強を目指す。メンター制度やテクニカルサポートを活用し、国内のビジネスネットワーク強化やサービスのグローバル展開も狙う。
トルビズオンは、土地所有者とドローンユーザーが上空の利用権を取引できるようインターネットで仲介、安全に飛行できる「空の道」を整備する独自サービス「sora:share(ソラシェア)」を展開。ビジネスモデルで特許を取得しており、トルビズオンは空の道の利用者から料金を徴収し、土地所有者には賃借料を支払う仕組み。
(藤原秀行)