有効利用促進、廃棄ロス削減への貢献目指す
インターネット関連サービスを展開しているオークファングループのSynaBiz(シナビズ)は5月6日、一般には出回らない“ワケあり”の家電製品などを競り落とすことができるオークション形式の卸サイト「NETSEAオークション」で、企業や自治体などから災害備蓄品を買い取り、再流通させる取り組みを強化すると発表した。
一般的に乾パンやミネラルウォーター、アルファ米、レトルト品といった災害備蓄品は賞味期限を迎える前に、新しいものに買い替えられるため、まだ数カ月以上賞味期限が残っていても廃棄されるケースが非常に多い。
3カ月以上賞味期限が先の災害備蓄品を買い取り、再流通させることで、廃棄ロス削減に貢献することを目指す。同社が買い取った災害備蓄品はNETSEAオークションに掲載、リサイクルショップやECショップを運営するバイヤーらが購入を検討する。
オークファングループの事業構想
(いずれもSynaBiZ提供)
(藤原秀行)