6年ぶりトップ交代
日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は6月14日、東京都内で開催した定時総会で、遠藤信博会長(NEC会長)が退任し、後任にコマツの大橋徹二会長が就任する同日付の役員人事を決めた。会長の交代は2016年以来、6年ぶり。
副会長3人のうち、渡邉健二NIPPON EXPRESSホールディングス会長と三枝富博イトーヨーカ堂会長は続投。杉山武彦一橋大学名誉教授は退き、新たに山内弘隆一橋大学名誉教授が就いた。
大橋新会長は同日の定時総会後に記者会見し「持続可能な社会の実現や直面する諸課題の解決に向けて積極的に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
大橋氏は1977年、コマツ入社。米国法人のコマツアメリカ社長兼COO(最高執行責任者)、生産本部長、取締役兼専務執行役員などを経て2013~19年に社長を務めた。19年から現職。
大橋新会長
(川本真希、藤原秀行)