収集データ基に分析・改善レポート出力、紙ベースの作業をシステム化も
物流施設の庫内業務進捗状況を可視化するクラウドベースのシステム「Logimeter(ロジメーター)」を展開しているスタートアップのKURANDO(クランド)は6月27日、庫内作業効率化を後押しする新サービスの提供を今秋以降、開始すると発表した。
「Logiscope(ロジスコープ)」と「Logiboard(ロジボード)」の2種類。前者はLogimeterで取得した庫内作業の生産性などに関するデータを分析、改善に向けたレポートを希望する形で出力できるのが特徴。
後者はホワイトボードやエクセルを使い手作業で実施している事前要員手配や作業当日の要員配置変更業務をシステム化、業務の効率化・標準化につなげられるのがメリットとなっている。
同社は併せて、会社名とサービス3種類の名称に関し、商標登録に向けて特許庁に出願したことも明らかにした。
各サービスのイメージ
商標の出願をした会社名とサービス名(いずれもKURANDO提供)
(藤原秀行)