倉庫シェアリングのsoucoと事業用物件扱うテナンタが連携開始
soucoは8月2日、テナント物件のマッチングサービスを手掛けるテナンタと連携し、タイアッププランを同日開始したと発表した。
両社が共同で、soucoが抱える全国1500超(6月時点)の倉庫ネットワークを中心としたシェアリングサービスを活用し、テナンタの保有する500社を超える店舗専門エージェントや6000以上の掲載店舗ブランドの課題解決を後押しする。
テナンタ社で店舗改装・店舗移転の問い合わせの際、現在の店舗閉店時から新店舗オープンまでの期間など、出店・退店時の什器を一時保管しておく先について相談が寄せられるケースが複数あり、顧客へのアンケートを行った結果、73.3%が出退店時に什器の一時保管サービスがあったら利用したいと回答。ニーズが顕在化したため、両社で対応することにした。
課題を抱えるテナンタの顧客に対し、soucoが持つ物流リソースのシェアリングサービスを使い、課題解決策を提案する。例えば、短期(1週間〜3ヶ月程度)で借りられる倉庫がない、荷物サイズ・量:保管したい荷物のサイズ・物量に合わせて保管できる倉庫がないといった悩みには、1日から契約可能な倉庫や2〜10トン車の車両サイズ単位で対応できる倉庫を見つけたりする。
soucoとしては、短期の倉庫利用ニーズをさらに掘り起こしていきたい考えだ。
(藤原秀行)