ホールディングス決算、通期への影響は「未定」
SBSホールディングス(HD)は8月5日、傘下のSBSフレックの物流拠点「阿見第二物流センター」(茨城県阿見町)で発生した火災に関連し、現時点で確定した損失として46億1400万円を2022年12月期の第2四半期(1~6月)連結決算に計上したと発表した。
焼損した建物の帳簿価格や預かっていた荷主の商品焼失・毀損への補償を考慮した。
22年12月期通期の業績への影響は「当該火災に関する調査が続いていることから、現時点で追加の特別損失の発生時期および金額を合理的に算定することが困難であり、また、火災により焼失、毀損した固定資産に対し付保している保険金の受取金額が未確定であることから、未定とさせていただく」と説明している。
なお、火災直前時点の拠点の建物や機械装置などの資産の帳簿額を、これまで公表していた59億3600万円から59億4400万円に一部訂正した。
火災で焼損した拠点(7月9日撮影)
(藤原秀行)