スマートスキャンと出光、東日本宇佐美が連携、8月の期間限定
病院やクリニックのDXをサポートするスマートスキャンは8月15日、出光興産、東日本宇佐美の両社と連携し、8月17~31日の期間限定で、東日本宇佐美が運営する東扇島サービスステーション(SS)で車両に搭載したMRI(磁気共鳴画像装置)による脳健診サービス「スマート脳ドック」を有料で提供すると発表した。
東日本地域で約240カ所のSSを運営する東日本宇佐美と組み、トラック物流関連企業が集積する神奈川県内の2カ所で実施。まず7月25日~8月14日の間、129号相模原サービスステーションで行った。今回は第2段として東扇島SSで提供する。
車両内での健診イメージ
厚生労働省の調査によると、運送業のドライバーは他業種と比較すると脳や心臓に疾患を持つ傾向が強いという。日頃からSSを頻繁に利用するトラックドライバーや近隣住民に脳健診の受診機会を創出し、SSによる地域・社会への貢献を目指す。
スマートスキャンは今後も出光興産との移動式MRI車両を活用した「スマート脳ドック」を提供する取り組みを通じ、既存の健診施設から離れた地域でも気軽に受診できる環境を整え、地域住民の健康と安全の維持を後押しする。
129号相模原SS近隣に設置したMRI搭載車両(いずれもスマートスキャン提供)
実施概要
・期間
2022年8月17日(水)~8月31日(水) 9:00~19:00
・場所
東扇島サービスステーション/東日本宇佐美(神奈川県川崎市川崎区東扇島20-3)
・提供サービス
「スマート脳ドック」
・受診費用
22,000円(税込み)(保険適用外につき自費診療)
・予約方法
専用ウェブサイトより受け付け
https://smartdock.jp/clinic/mcs-higashiougi
(藤原秀行)