貿易情報一元管理システムのトレードワルツ、新たに豊田通商や三菱倉庫など5社から出資受け入れ

貿易情報一元管理システムのトレードワルツ、新たに豊田通商や三菱倉庫など5社から出資受け入れ

9億円を追加調達

貿易情報を一元管理できるシステム「TradeWaltz(トレードワルツ)」を運営するトレードワルツは8月30日、新たに豊田通商や三菱倉庫、豊島、上組、フジトランス コーポレーションの計5社から出資を受け、総額9億円の追加資金調達を実施したと発表した。

豊田通商以外の4社は新規の出資。累計の調達額は39億円に達した。


(トレードワルツ提供)

トレードワルツは2020年11月、NTTデータなど7社の共同出資で事業を開始。21年8月には東京大学のベンチャーキャピタルや物流会社も出資、現在は10社共同出資の産官学オールジャパンスタートアップとして活動している。今年4月には、輸出入の基本機能を具備した「製品版」のTradeWaltzをリリースした。

サービスフィーを払って実務でトレードワルツを利用するユーザーが徐々に増えているため、営業・開発体制の強化と付加価値サービスの創出を目指し、5社からの出資を受け入れた。

(藤原秀行)

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