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ESR、川崎で6.95万㎡のマルチテナント型物流施設が竣工

ESR、川崎で6.95万㎡のマルチテナント型物流施設が竣工

羽田空港・東京都心に好アクセス

ESRは9月1日、川崎市川崎区で地上4階建て、延床面積6万9550平方メートルのマルチテナント型物流施設「ESR川崎浮島ディストリビューションセンター(DC)」が竣工したと発表した。


外観

「川崎浮島DC」は京浜工業地帯の中心部に位置し、東京都心・横浜市中心部へのアクセスに優れ、陸海空による輸送インフラにも近接しているのが特徴。神奈川県内で竣工したのは4件目となる。

首都高速湾岸線・東京湾アクアラインの浮島ICから300mと至近で、3月に羽田空港と川崎臨海部(キングスカイフロント)を結ぶ「多摩川スカイブリッジ」が開通したことで、東京都心・羽田空港(7キロメートル・約10分)へのアクセスがさらに向上。川崎港コンテナターミナルから7.5キロメートル、横浜港大黒ふ頭から 18キロメートル、東京湾大井コンテナふ頭から15キロメートルと主要な物流インフラへのアクセスに強みを持つ立地。

神奈川県と東京都の消費地に近く、関東広域への配送にも最適な立地のため、eコマースや小売業界の商品物流の高い需要にも応えることが可能で、羽田空港へ所用時間が短縮されたことで医療関係など緊急性の高い配送にも対応できるようになったという。冷凍冷蔵貨物への対応も可能。


大型車出入口(奥側)と普通車出入口(手前)を分離

建物は4階建てで、倉庫は1~2階と3~4階の2層使いメゾネット式、最小賃貸区画は約2900坪、最大6テナントに分割ができる設計を採用した。トラックはスロープで3階まで直接アクセスできる上、1階と3階に30台ずつトラックバースを用意。トラックバースの有効奥行きは45フィートコンテナトレーラーも乗り入れできる。

倉庫部分は1~2階、3~4階の各区画に荷物用エレベーター各2基と2パレット並列搬送が可能な垂直搬送機各1基を設置。1階は重量物やロボティクス、冷蔵・冷凍用途にも対応できるよう1平方メートル当たり床荷重2トン、梁下有効高6メートルを確保し、2~4 階の床荷重は1.5トン、梁下有効高は2・3階5.5メートル、4階 5.5~6.5メートル、柱ピッチは1~3階が間口11メートル×奥行11.5メートル、4階は間口11メートル×奥行23メートルとするなど、物流運営の効率性と汎用性を
重視した設計で、多様なニーズに応えられるようにした。

道路からの車両動線は大型車と普通車の出入口を分離し、敷地内にトラック待機場20台を確保することで、安全に配慮した効率的な入出庫オペレーションを実現する。


トラックバース(3階)


倉庫(3階)


建物エントランス

基本理念「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」に基づき、建物内にラウンジなどを設置。全ての従業員にとって利便性と安全性の高い、職場環境を提供する。ESRの全施設に採用しているバリアフリー設計を取り入れ、建物のエントランスにスロープを設けて優先駐車スペース3台を確保、館内にも標準的なバリアフリー設備を採用している。


エントランスホール


ラウンジ(4階)

全館 LED 照明、環境配慮型照明システム、ヒートポンプ式空調、節水型衛生器具の採用など、環境や省エネルギーに配慮した評価として、CASBEE Aランク認証と BELSの最高位・5スターを取得。建物屋上に太陽光パネルを設置し、2メガワット規模の自家消費型太陽光発電所を稼働させる計画。JQA(日本品質保証機構)によるグリーン電力発電設備認定も受けた後、ESR独自のグリーン電力証書発行システムを通じ、環境付加価値を取引する予定。

BCP対策については、非常用自家発電設備を設置し、停電時でも一定時間、防災センター、荷物用エレベーター、トイレなどの一部使用が可能。1階トラックバースは手動で開放できるオーバースライダーを採用し、3 階トラックバースは各区画1カ所のシャッターが停電時でも作動するよう配慮。停電時でも荷さばなどのオペレーションを継続できるようにしている。

災害時に神奈川県の協力要請に基づき、神奈川県内の当社の物流施設内のスペースを提供し、広域物資輸送拠点の開設支援を行うための「災害時における広域物資輸送拠点の開設等に関する協定書」を県と2021年12月に締結済みで、川崎浮島DCもその対象となる。今後、川崎市とも一時避難場所として協力することを計画しており、災害時の防災拠点としての役割も担うことで、地域社会への貢献を図る。

【ESR川崎浮島DC施設概要】
■所在地:神奈川県川崎市川崎区浮島町400-36
■敷地面積:32,227㎡(9,749 坪)
■延床面積:69,550㎡(21,039 坪)
■構造:4階建て/免震鉄骨構造
■工事期間:2021年3月1日~2022年8月31 日
■総投資額:約240億円
■用途地域:工業専用地域
■基本計画:ESR株式会社 武田 諭・落合 亮太
■設計:株式会社上野山都市設計
■施工:東急建設株式会社
■アクセス:
【車】 首都高速湾岸線・東京湾アクアライン「浮島IC」より300m、首都高速神奈川1号横羽線「大師IC」より5km
【バス】 川崎鶴見臨港バス「浮島バスターミナル」下車徒歩3分
◎当バス停まで京浜急行大師線「大師橋駅」の最寄りバス停「江川一丁目」より約15分、「天空橋駅」より約18分、「川崎駅前」より約33分
■羽田空港へ7km/川崎港コンテナターミナルへ7.5km/横浜港大黒ふ頭へ18km /東京湾大井コンテナふ頭へ15km/東京都心へ25km/横浜中心部へ20km

(藤原秀行)※写真はいずれもプレスリリースより引用)

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