シューズボックスなど横から重ねて入れやすい構造に
ラピュタロボティクスは9月7日、大容量の75リットルコンテナサイズに対応可能なピッキングアシストロボット(AMR)「ラピュタPA-AMR XL」を発売すると発表した。
同社のAMRは作業スタッフと協働でピッキングを行い、荷物の搬送の代行とピッキングルートの最適化を図ることで、生産性向上とピッキングスタッフの歩行時間削減を可能とするのが特徴。より大きな物に対応してほしいとの要望が多く出ているのに対応、新たなタイプの開発に踏み切った。
9月13~16日に東京都江東区有明の東京ビックサイトで開催される「国際物流総合展2022」に出展する予定。
◾️75L容量コンテナ対応「ラピュタPA-AMR XL」の主な特徴
ラピュタPA-AMR XL
コンテナ開口部は正面に向いており、ピッキングした製品の入れ込みが容易
シューズボックスは重ねて入れやすい構造(ラピュタロボティクス提供)
・開口部が正面に向いており、ピッキングした製品の入れ込みが容易
(例:アパレル業界などで広く使用されている75Lコンテナなど。特にシューズボックスなどは横から重ねて入れやすい構造を採用)
・スキャナー、操作画面を上段と下段の間に設置し、誰でも使いやすいデザインを追求
・外装カバーを付け、コンテナを格納するトレーに5度の傾斜をつけることでコンテナや製品の落下防止にも配慮
・コンテナをセットするトレーの横幅は調整可能
◾️75L容量コンテナ対応「ラピュタPA-AMR XL」製品仕様
速度:~1.4m/s(可変)
取扱可能商品重量:45kg
ロボット重量:45kg(精査中)
運搬可能商品:47cm x 65cm x 43.5cm
連続稼働時間:8時間(2時間充電)
稼働可能温度帯:0~40℃
保管可能温度帯:-20~55℃
湿度帯:0~80%(結露不可)
推奨最低通路幅:120cm程度(精査中)
(藤原秀行)